子供といっしょにフィールドへ

2011年2月19～20日　北アルプス西穂高岳へ行ってきました


快晴の西穂高岳山頂
最高の景色に登りきった達成感は格別でした 


西穂高岳
西穂高岳は長野県松本市と岐阜県高山市にまたがる標高2,909ｍの飛騨山脈（北アルプス）
南部の山である
冬の西穂独標付近から上部は、岩と雪や氷のミックスした痩せ尾根で
メンバーによってはロープが必要になる
-wikより-





一日目　ロープウェイ→西穂山荘はこちら

朝4時起床
一緒に登るもえパパさんとの約束は5時起床の6時出発だったけど
興奮してなのか結局寝付けないまま起きる事に

テントの中で朝食を済ませ、魔法瓶用のお湯をバーナーで沸かし
ギアの点検、身支度を整え　5時にもえパパさんを起こしに向かいます



が、いくら呼んでも起きる気配なし・・・・(^^;

テント場辺りも結構風が強かったので、出発を遅らせてもいいかなぁ～と
様子をみながら　しばし山荘の周りを散策していると
他のテント泊組の方や山小屋泊の方が続々と登られて行きます



二日目は西穂山荘から独標、そして西穂高岳山頂を目指します


6：50　独標に向けて出発

朝日に照らされる山々　手前に焼岳、奥に浮ぶのは乗鞍岳

稜線に出てからは更に風が強く吹きつけます
救いは昨日に続き天候が良いこと


前日に登った丸山
なだらかなのはここまで
この登りの先が独標になります


雪庇のない飛騨側を進むと　奥に独標、その先にピラミッドピークが見えてきました
切れ落ちた上高地側を覗き込みたいけど、ここでは止めておいた方がよさそうです(^^;

独標には沢山の人影が見えます
みなさん、ここで日の出を見たのかな？
 

はやる気持ちを抑え慎重に登っていきます


8：10　西穂高岳独標　到着
 
遠くに見えるのは白山、その先は日本海でしょうか


ハーネスにカラビナと本格的な方々もいらっしゃいます


この頃には風もだいぶ弱まってきました
暫し景色を楽しみ、更に山頂へ向けて歩き始めます


まずは最初の関門となる独標からの下り

足場を確かめつつクライムダウンの姿勢で下ります
とにかく慎重に・・・・

振り返ると独標上に「もえパパさん」の姿が

8本アイゼンでこの先は付き合えないとのこと
ここで手を振って見送ってくれました


この先は気の抜く所のないシビアな世界だそう
先行者の後を追いながらルートを確認しつつ一歩一歩慎重に進んでいきます




20分程でピラミッドピークへ

雪深で標識も半分埋まっています

とにかく写真を撮る余裕はあまりなく・・・・ひたすら集中
緊張感を保ちます


ピラミッドピークから山頂へ向う途中にお会いしたAさん

山で出会った人の写真を撮っているそうです
忘れた頃に郵送してくれるということで、撮って頂きました
ポーズをきめて数枚
緊張した尾根歩きが続いていた所だったので、
とてもリラックスすることができました
ありがとうございます^^ 



ピラミッドピークから痩せた尾根を進み、何度か小ピークの登り下りを繰り返し
 

傾斜のある雪面のトラバースを何箇所か過ぎると
 

山頂直下の雪壁が出現

ダブルピッケルが欲しくなるほどの登りでまさに壁！
正直ビビリました
ここは登りも下りも注意が必要なポイントのようです
前爪をけり込みピッケルを振りながら、とにかく慎重に慎重に


9：40　2909ｍの西穂高岳山頂に到着
 

前穂高岳、奥穂高岳、槍ヶ岳の山々が圧倒的スケールで聳え立っています


遠くには八ヶ岳その奥にはうっすらと富士山も


貸切の山頂で10分ほど景色を楽しみながら行動食を食べ
後から来た方に場所をお譲りし下山です

もっとゆっくりしたい気持ちもあったけど、帰りも同じルートを引き返さなくてはならないので
体力、気力が途切れないうちに時間にも余裕をもって早めに下りることにしました

 
 

11：30　無事に西穂山荘まで下山

テントを片付けたりパッキングしたりしながら、もえパパさんが待っていていくれました

ちょうどお昼時だったので一緒に山荘の名物　西穂ラーメンをいただきました

とんこつ味と醤油味
どうして山で食べるとこんなに美味しいんだろう♪





初めての西穂高岳、天候に恵まれたのとしっかりしたトレースのお陰で無事登ることができました



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さて、次はどこのお山に登ろうか・・・・